リュック(ザック)
両手を開けて転倒に備えるためや、登山道には両手を使ってよじ登る岩場もあるので、必ず「背負うタイプのリュック(ザック)」を準備しましょう。容量の目安は20~30リットル程度がおすすめです。
※大きすぎるリュック(ザック)は重心が低くなり重く感じます。
富士登山シーズンは7~9月のどの日程で出発するかによって山頂付近との気温差があります。
登頂成功の鍵は気温対策は重要。
ただし、あまり重装備になり荷物の重量が増えすぎてしまっては装備が登頂の妨げにもなりかねません。
そこで、富士登山のための装備と服装をまとめてみました。準備の参考にしてみてください!
※あまりに軽装な場合は、専任ガイドや山小屋でそれ以上の登山の許可がでない場合もあります。ご注意ください。
両手を開けて転倒に備えるためや、登山道には両手を使ってよじ登る岩場もあるので、必ず「背負うタイプのリュック(ザック)」を準備しましょう。容量の目安は20~30リットル程度がおすすめです。
※大きすぎるリュック(ザック)は重心が低くなり重く感じます。
富士山の天候は急激に変化することが多く、突然の雨に見舞われることも少なくありません。大切な荷物を濡らさない為にザックカバーがあると便利です。リュック(ザック)がすっぽり入るサイズを選びましょう。
また、特に濡れたら困るものはさらにジップロックやビニール袋に入れておくことをおすすめします。
登山靴でなくても、普段使いの運動靴やスニーカー、トレッキングシューズやウォーキングシューズでも大きな問題はありません。
ですが、登山道や下山道は、土だけではなく、岩の斜面や砂利などもあるので、分厚い靴底と足首のサポートが歩行を助けてくれる登山靴に比べて運動靴などは疲れやすく、捻挫や挫きなどの可能性も高まります。また、降雨の場合、靴中まで濡て不快になり、靴も重くなり体力を無駄に消費してしまうので、やはり登山靴が望ましいでしょう。
新しく購入した場合は、靴擦れを防ぐため、必ず事前に何度も履いて慣らしておきましょう。
山の天気は変わりやすく、富士山で降る雨は頭上からとは限らず、横殴り、場合によっては風で煽られ下から降りつけることも珍しくありません。
防寒具としても役に立つ、上下セパレートタイプ型のレインウェアを必ず持参しましょう。
通勤・通学用、バイク用、ゴルフや釣りなどのアウトドアスポーツ用のお持ちの雨具・レインウェアでも大丈夫です。山用のレインウェアは透湿機能に優れ、比較的軽量で多少強靭で破れにくくできています。
※傘はもちろん厳禁です。
ほとんどのツアーは深夜から山小屋を出発して夜の登頂となります。必ず準備しましょう。懐中電灯は手がふさがれるので危険です。両手を開けられるヘッドライトやクリップタイプがベストです。
歩行のバランスをとり、足腰の負担を軽減してくれます。登りよりも下りで役に立ちます。五合目で富士登山の思い出にもなる金剛杖を購入するのもありです。
主に下山の時に靴の中に砂利が入るのを防止する役目があります。雨天時は靴の中への防滴防水にもなります。
ご来光の時間帯(4:00~5:00頃)の富士山山頂の気温は、真冬並みの0~5℃です。五合目の気温は20~25℃なので1日のうちに真夏と真冬の両方を経験することになります。半袖のTシャツのほかに、長袖シャツを1枚持っていきましょう。
五合目でTシャツから長袖シャツに着替えてからスタート。防寒だけでなく、山の強い紫外線対策(日焼け対策)にもなります。
動きやすく丈夫なパンツ(長ズボン)で雨や汗に濡れても、乾きやすいウールまたは化学素材のものがおすすめ。綿素材のジーパンやチノパンはおすすめできません。
レギンスの上にショートパンツやスカートといった人気の山ガールスタイルですが、富士登山でご来光体験となると夜のうちからの出発となります。その場合、レギンスでは寒い可能性があります。
日の出前の山頂では気温が0~5℃。麓と山頂の気温差は約20℃になり、さらに風が強ければ体感温度はますます下がります。
そのため、真冬並みの寒さ対策に防寒具は必須です。毛糸のセーターでもOKですが、重くてかさばるので軽くて暖かいフリースがおすすめです。
7月上旬と9月の富士山頂は真冬のような極寒。ダウンジャケットがあるととても便利です。小さく圧縮できるダウンジャケットならかさばらず、荷物を少しでも軽くしたい人におすすめです。
ただし、ダウンジャケットは濡れるとふくらまず保温性がなくなってしまうので濡れないように気をつけましょう。
富士山の六合目より高いところでは、森林限界点を超えるため直射日光を避ける場所はありません。そのため、日常生活よりも登山時にあびる紫外線はかなり多くなります。
熱射病や紫外線対策のためにも、つばのある帽子でしっかり遮断しましょう。また、風で飛ばされないように顎紐付の帽子が用意するのがベストです。
夜間、氷点下まで気温が下がる富士山では、手袋は必須アイテム。また登山中、手を使ってよじ登る岩場もあるので怪我防止のためにも用意しましょう。
スキー用のグローブでも代用できます。雨天時でなければ軍手でもOKです。
防寒と靴擦れ防止のためにも、山用のクッション性のある中厚手の靴下のような厚手のしっかりした靴下を用意しましょう。
登山専用の靴下なら保温性と速乾性に優れており、足を保護してくれるので安心です。
日差しよけだけではなく、下山道の砂ぼこり対策のためにもあると便利です。
「こんなに色々そろえても、次いつ使えるかわからないしお金もかかるし・・・」と二の足を踏んでしまった方も大丈夫です!
トリッキーツアーでは、基本的な装備がバッチリそろったレンタル付プランをご利用いただけます。(東北・中部発はのぞく)
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富士山では水は本当に貴重。高山病の予防対策に水分の十分な摂取は欠かせません。最低1リットルは必ず持参しましょう。
※山小屋や山頂での販売は500mlのペットボトルで約400円~500円位です。
富士登山に限らず、山登りでは「行動食」を持っていくのは常識です。行動中にこまめに摂取することで登山で消費したカロリーを補い、万が一の時には非常食としての役割も兼ねてくれます。短期間でエネルギーに変わりやすい飴やキャラメル、チョコレート、ドライフルーツなど、糖質・カロリーがともに高く、口にしやすい食品(おやつ)を携行することが登頂成功への鍵となります。
ただし、普段の1日3食分以上のカロリーを消費する登山で行動食(おやつ)だけでは補うことはできません。パンやクラッカー、クッキーなど、軽くて日持ちする食品を持参し、摂取することをおすすめします。
汗拭きはもちろん、首の後ろに巻いて日差し避けや寒い時はマフラーの代わりになったりと登山ではタオルは色々な用途に使えます。少し多めに持っていきましょう。
万が一の緊急連絡のために必要です。登山道は各社ともにほぼ通話は可能です。
また、富士山では電波状況の影響でバッテリーの消耗が通常より激しくなります。いざという時に備え、モバイルバッテリーを用意しておくことをおすすめします。
普段の生活に比べ、富士山では熱量・紫外線ともにかなりの数値になるため紫外線対策はかかせません。女性のみならず男性も必ず持参し、こまめに塗りなおすようにしましょう。
大切な荷物を雨から守るため、リュック(ザック)の中でも着替えなどはビニール袋に入れてパッキングしましょう。ジッパー付のビニール袋なら防水効果大です。
また、富士山にはゴミ箱がありません。出したゴミはビニール袋に入れて必ず持ち帰りましょう。
富士山の山小屋などのトイレは環境美化のため全て有料です。100円玉が必要なので多めに必ず用意しておきましょう。
普段飲んでいる常備薬は当然ながら必携ですが、切り傷やマメなど登山中の急なケガや病気に対応する医薬品も必需品。消毒液や絆創膏、テーピング、下痢止めなどもあると安心です。
富士山には水道はなく、水は有料になります。ウェットティッシュは手や顔を拭いたりと何かと便利に使えます。
トイレに備え付けはありますが、念のために用意しておくと便利です。芯を抜いて、ジッパー付のビニール袋に入れて用意しましょう。
携帯電話で時間を見ることができますが、防水効果のある腕時計の方が登山には便利です。
日の出前の山頂では気温が0~5℃。ご来光待ちの寒さ対策に用意しておくのもありかも。
登山靴のトラブルやウェアの穴の補修、テーピング代わりとしても使える万能な布ガムテープ。1~2m程度を何かに巻きつけて携行するといいでしょう。
効果のほどは別として、高山病対策として気休め程度にはなるかもしれません。
いびきなどの雑音で寝れない場合など、耳栓があれば安心。快眠の助けになってくれるかも。
広間で仮眠をとる場合、真っ暗にはなることがありません。明るいと寝れない人は持参することをおすすめします。
いざという時のため、健康保険証またはそのコピーを持参しましょう。
どんな天候であっても、富士登山では汗や砂ぼこりで汚れます。着替えを用意しましょう。
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